初心者えいご/海外 ブログ

これから海外に挑戦したい!という人の応援ブログ

【駐在員とは】のメリット/デメリット

~海外在住経験発信~

【海外就職/現地採用編】

 

本ブログでは自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリ、海外就職など海外にまつわる情報を発信しています。

今回の記事では駐在員に関しての情報を発信します。私自身、駐在員になったことはありませんが現地採用で働いている間は駐在員の方々とお会いする機会が多かったり友人にも駐在員がおりますので、友人からの情報なども踏まえてお伝えしていきます。

*あくまで個人の経験や周りからの情報を元にしております。

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 ↑マレーシア クアラルンプールのペトロナスツインタワー(出張中にパシャ)

駐在員とは

駐在員とは普通のサラリーマンです。日本の企業に就職をしてその後国内転勤のような形で勤務先が海外になるというだけのことです。ですが「勤務先が海外になる」というだけで待遇面、生活など大きく変わり自身のキャリアの大きな分岐点になることは間違いないです。実際に駐在員は勤め先企業の現地法人に出向するのですが、ほとんどの場合上位ポジションを与えられます。いわゆる管理職であり現地スタッフをマネジメントしていくなど、責任が増し大きな仕事をしていくことになります。

但し営業の場合はそこまで大きな違いは無いように思えます。同じ駐在員の中でも職種や年齢、キャリアなどによって与えられるタスク、ポジションは異なります。

基本的に駐在員の現地駐在期間は企業にもよりますが、多くは3年〜5年間です。人によっては10年以上駐在している猛者もいます。

 

駐在員とはどうゆう人たちなのか

駐在員の人たちは基本的にその会社で仕事ができる人たちです。その会社である程度の年数勤務し、キャリアや実績を積んでいった人たちや中途採用で即戦力となり得るような人材が勝ち取ることのできる枠だと思います。よって新卒でいきなり駐在員になれることはほぼ不可能でしょう。

英語やその他語学力が必要か

駐在員だからといえ語学力が高いとは言えません。正直なところ全く英語を離せない駐在員も中にはいます。意外にも語学力よりも技能、スキルの方が求められるということです。3年も海外生活をしていたら自然と英語が上手くなると考える人もいるかもしれませんが、そういったことは全くないです。私は英語が上手だと思った駐在員にはほとんど会ったことがありません。

駐在員のメリット/デメリット

メリットとデメリットについて解説していきます。デメリットの方が多く書いていますがメリットが大きいので、トータルで考慮すると人によっては全然我慢できることかもしれません。

 

〜メリット〜

メリット1: 高待遇

駐在員の醍醐味です。会社命令により海外赴任となるため様々な恩恵を受けることができます。

海外赴任手当て、住宅手当(全額会社負担)、自家用車(アジア圏ではドライバー付きの国も)、学費(会社負担)などなど。

企業により多少異なると思いますが上記が代表的な待遇かと思います。また、日本円の給与も毎月日本の銀行口座に振り込まれるので、実質これほどの高待遇であれば"給料が倍になった"と考えてもいいかもしれません。

東南アジアなどの駐在員は最先端の綺麗なコンドミニアムに在住するなど、セレブな生活を送ることができます。

メリット2: 帰国後の役職にも期待できる

帰国後のキャリアについても期待できます。役職のアップであったり、その企業の他国の拠点への駐在に行くこともできるかもしれません。(出戻りパターンも結構あります)なので、一度駐在員となればその企業で海外要員として認められるということとなり、その企業での存在感を増すことができます。

メリット3: 海外旅行が近くなる

近くなるという表現が正しいか分かりませんが、海外に拠点を置いていると、他国の距離がすごく近く感じます。例えば東南アジアに駐在をした場合LCCを使えば1-2時間でいける国が数カ国あります。しかも格安で。アメリデトロイト の駐在でも国内線を利用すれば4-5時間あればマイアミもロスも行けます。しかも格安で。

海外旅行好きにとってもとても良いと思います。

 

〜デメリット〜

デメリット1: 会社命令での転勤ということ

結局は転勤であるため自分の希望した国や地域を選ぶことはできません。また元々海外に興味がない、行きたくない場合でも海外駐在の可能性がゼロではないはずです。例えばインド駐在は悪名が高いのですが、勤め先の命令でいきなりインド転勤となったらどうでしょう..?海外駐在を希望していても欧米などだけをイメージしていると痛い目にあいます。

デメリット2: 日本コミュニティに引き込まれる

せっかくの海外駐在ではあっても日本人駐在員の横の繋がりを断ち切ることは不可能です。よって飲み会や夜の接待、ゴルフなどなど様々な場面で日本人と共存していくこととなります。これではせっかく海外に住んでいても海外気分が半減してしまいます。

デメリット3: 仕事は基本的には日本人同士で行う

上記で駐在員は現地スタッフをマネジメントしていくポジションであると書きましたが、それはあくまで駐在員の中でも更に上位層です。一般の営業などの駐在員は結局顧客が日系の現地法人であり、接客相手も日本人の駐在員なので外国語を使う必要がありません。たまにローカル企業への営業や日系企業へ営業時にローカルスタッフしか出てこなかったことがありますが、そういった事例は少ないです。

社内でも日本人の同僚とランチに行ったりタバコを吸いに行ったり、、日本に努めている時と同じことをやっている人が大勢います。。

デメリット4: 英語は伸びにくい

これは駐在する国次第かもしれませんが、私が経験した東南アジアの駐在員達はそれは酷いものでした。「この語学力で本当に現地スタッフのマネジメント、指示など回せているのか?」と疑問に思う時が多々ありました。駐在前に語学研修がある企業があったり、駐在期間に現地の語学学校へ通わせてもらえたりなど英語に触れる時間は仕事以外でも沢山ありそうですが残念ながら聞いていると心の中でクスっとしてしまうような英語を使っておられる方が大半でした。

デメリット5: 接待の多さ(ゴルフ、飲み会、夜)

上記にも少し触れましたがもう一度書きます。私が体験した東南アジアの駐在員達はほぼ毎週末ゴルフに行っていました。向こうではゴルフをせずには仕事の話ができないくらい営業先ではゴルフの話になります。「ゴルフもせずに何しに来たんだ」という顧客もいるほどです。なのでゴルフが嫌いだったり苦手な人には厳しいかもしれません。

飲み会は大小様々ですが主に平日に行われます。日本人同士で日本食居酒屋に飲みに行きます。これをどう感じるでしょうか?海外駐在までして日本人と日本食居酒屋で飲み会、、、、意味が分からないと感じるのであれば駐在をオススメできないかもしれません。

夜の接待については、もう想像にお任せします。家族連れの駐在員も多いのでそういったお店に行く駐在員達を滑稽に思いますが、それも仕事の内なのでしょうか。

(お客さんの接待であれば夜のお店以外では会社負担の場合が多いです。これはメリット!?)

デメリット6: 激務

工場勤めの駐在員などからはよく日が変わる時間まで仕事をしていると聞いていました。オフィス勤めでも人によっては遅くまでかかることもあるし、接待や飲み会も業務と考慮するのであれば長時間拘束時間が長くなるのでそれも激務であると考えることができます。

アジア圏、西洋圏でスタイルが違う

色々と書きましたが、私のよく知る東南アジアの駐在と、アメリカに駐在している私の友人の経験では少々違いがあるようです。友人いわく欧米圏への駐在であれば上記デメリット3,5は比較的少ないかもしれません。また語学に関しても欧米圏の方が使う頻度や求められるレベルも高い傾向にあるため、必然的に学習の機会が多かったり伸び代が大きい可能性があります。但し欧米圏であっても駐在員妻同士でのコミュニティなど面倒な横の繋がりなどはやはり存在するようです。

まとめ

メリット、デメリット様々ありますが将来のキャリアや収入を考えると駐在員はかなり優位に立てるので目指すことができるのであればオススメします。

海外在住できても自由じゃなきゃ嫌だ!海外に来てまで日本人と関わりたくない。など考える人にはあまりオススメできないかもしれません。若くして完全で海外で生活する方法については熟考し、今後発信していけたらと思います。(ワーホリや留学ではなく)

 

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現地採用の仕事、役職、給料(待遇)、生活支出など

~海外在住経験発信~

【海外就職/現地採用編】

本ブログでは自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリ、海外就職など海外にまつわる情報を発信しています。

 

 今回の記事では実際に私がバンコクにある日系企業現地採用として働き、そこでの仕事、給料などの待遇面や生活支出面などについてお伝えします。これから現地採用を目指す方の参考に少しでもなれば幸いです(^^)

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 ↑実際に住んでいたコンドミディアムの共有プール↑

 

どんな企業で仕事をしたか/役職は

まずどんな会社に就職することができたかというと、日系の化学系メーカーにて採用して頂くことができました。営業職で、主に東南アジア+インドエリアにある日系現地法人を担当しました。

タイに住みながら海外出張も多くあり、月に1回は海外出張に行っていました。私の上司は月の半分は海外出張をしていました。。

海外で仕事をするにはビザやワークパーミットが必要となります。それらを取得するためには役職がなければ難しく、ほとんどの日本人労働者は何らかの役職を持つことになります。理由として海外は「我が国に何かしらの利益をもたらす人物に対して労働を許可する」といったような条件のもと、外国人に国内での労働を認めているからです。

実際に私も当時27歳にして「Deputy Maneger」という役職を頂きました。

これは日本でいうところの係長くらいの役職です。何も知らない私のような新入社員にもこのような役職を与えなければならないので企業も大変ですね。

 

給料(待遇)など

給料:計77,000バーツくらい(プラス出張があるとその分出張手当てがつきます)

給料は7万バーツにプラスαで役職手当て、携帯Simの支給や住宅手当が少額受けることができました。それらを全て駐在員に比べれば高待遇とは言えませんが、タイということもありそれなりに贅沢な生活をすることも可能な金額です。

しかもタイでは住民税は恐らく無く、所得税も1年目はかかりませんのでほとんど手取りとして使うことができました。

とは言え、やはり駐在員との待遇差はかなりありますので狙えるのであれば駐在員を目指すことをオススメします。

 

生活支出

家賃:11,000バーツ

水道代、電気代:約1,500バーツ

食事:約5,000〜10,000バーツ

wi-fi:500バーツ

その他交際費など:10,000バーツほど

多く見ても1ヶ月で35,000バーツほどで生活していたことになります。

35,000バーツでもそれなりの生活ができるし、食事はほとんど外食で時間も短縮できます。(タイでは外食が主流、しかも作るより安い)

残りの約40,000バーツは貯金をしていました。残りの約40,000バーツは貯金をしていました。

家はコンドミディアムの16階で、プール、ジム、スチームサウナ付き。更に一階にはファミマもり部屋の広さも1人で住むにはちょうど良い大きさで快適でした!

 

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【海外就職/現地採用】どうやって内定を得たか、求められるスキルなど

~海外在住経験発信~

【海外就職/現地採用編】

 

本ブログでは自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリなど海外にまつわる情報を発信しています。少しでも参考になれば幸いです(^^)

今回の記事では海外就職について情報共有させて頂きます。海外就職というと「すごい難しそう」とか「必要とされている語学レベルが高そう」「ビザはどうするの?」など様々な疑問と不安があるかと思いますが、私の経験や経緯を紹介し、簡単に解説していきます。

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 海外就職/現地採用とは

この記事での海外就職とは海外現地採用での就職方法を指します。駐在員とは異なりますのでご了承下さい。現地採用は現地企業に直接雇用されるので現地の雇用形態となり、待遇等は駐在員と比べると高待遇とは言えません。それでも現地で暮らしていくには十分な待遇を受けることができます。特に独身、子供のいない家庭でアジア圏での現地採用の場合、プチ裕福な海外生活を送ることができます。

現地採用についてのメリット、デメリットについては別記事で説明させて頂きます。

本記事ではあくまで「どのように行動して、どうやって内定を得たか、求められるスキル」などについて解説をメインとさせて頂きます。

駐在員とは

駐在員とは日本企業に勤めている正社員が企業から海外にある支店や現地法人などに転勤させられた(もしくは希望した)方を意味すると考えます。会社命令での勤務になるので高待遇を受けられたりします。メリットが多いですがデメリットもあるので駐在員に関しては別記事で説明をしようと思います。

いつどこで行動を始めたか

フィリピン セブの語学学校でインターンシップをしている際に就職活動を始めました。

インターンシップ期間は半年間で、残り2ヶ月弱ほどになったタイミングで活動し始めました。正直今思えばもう少し早いタイミングから職探しをしてもよかったと思います。理由としては期間を長く設ければ、その分目にする求人数が増え、応募チャンスが広まるからです。とは言え、約2ヶ月弱もあれば就職先は必ず見つかるので、余裕をみて2ヶ月期間をとって頂ければ大丈夫です。

  どうやって求人を探したか

私の場合はREERACOEN(リーラコエン)さんという海外就職サポートをメインに行っているエージェント様からカウンセリングを受ける機会があり、カウンセリング後に紹介して頂いた求人の中から希望した企業へ応募しました。カウンセリングによってある程度、希望に沿った求人を紹介してくれるので求職者側的には非常に助かりました。

また私はフィリピンに拘らずに職場を探したかったので、当初対応してくださった方はセブの求人案件担当者でしたが、東南アジア各国の担当者に繋げてくれました。

そのおかげでタイ バンコクにある日系企業から内定を得ることができました!

どんな求人が多いか(国、地域、職種、業種など)

私がお世話になったREERACOEN(リーラコーエン)さんはアジア圏の求人取扱が得意なようでした。特に東アジアと東南アジアに注力されていました。中国、タイをはじめ、韓国、香港、マレーシア、インドネシアベトナム、フィリピン、インド(シンガポール)といった求人が多く見受けられました。私の場合英語を活かした仕事に就きたかったので、中華圏を対象から除きましたが、希望すればどこでも受けることができます。

面接はどうしたか 

Skypeを利用した面接にて行いました。当初は現地まで行って面接をしなければならない、渡航費がかかると考えていましたが一次面接はSkype、最終面接は現地にて、但し最終面接の場合はほぼ内定が確定しており渡航費も後から負担額を支払って頂けるような企業もあります。私の場合はSkype面接1回で内定を得ることができたので、費用のかからないラッキーパターンでした。

英語面接を設けている企業もあれば無い企業もあります。私も英語面接は受けたことがありますが、相手も第二言語として英語を使い、質問自体も難しいものでは無いので答えることができました。

求められるスキル

思いの外、語学力に関してはそこまで重要視されておらず、どちらかというと今までの経験や、入社後どんなスキルが活かせるのか。といった一般的な転職活動で聞かれるようなことがほとんどであったと記憶しています。確かに語学力が高いに越したことはないのですが、日系企業現地採用であれば、顧客も日系企業である場合が多いので語学力より重要視している点が企業によっては違うということではないかと感じます。

私の場合、海外に出る前に工業系の樹脂、ゴムの製品を扱う専門商社で3年間営業をしていたのでその経験を活かせる工業製品を扱うメーカーや商社に応募しました。

 

どんな企業でどんな仕事をしたか、待遇についてなどは別記事にて紹介させて頂きます。

 

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【インターンシップで賢く留学】半年留学費用ほぼゼロ円!!!

~海外在住経験発信~

【海外インターンシップ/セブ島編】

 

本ブログでは自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリなど海外にまつわる情報を発信しています。少しでも参考になれば幸いです(^^)

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今回は過去半年間、セブ島の語学学校にて海外インターンシップをした経験について情報共有させて頂きます。しかも費用はほぼゼロです!!!

当時私はオーストラリアのアデレードでイチゴ畑のファームジョブをしていました。

職場環境はとても良いとは言えない環境であり「今すぐにでも環境を変えたい!」そう思っていました。

そんな時に私がセブ島留学していた語学学校のインターンマネージャー(インターンシップ)に相談したところ、その学校でインターンマネージャーを引き継いでほしいというお誘いを頂けました。(今思うと本当に運がいい)

 

当時のファームジョブについてはこの記事↓↓

chararanisland.hatenablog.com

 セブ島留学についても複数記事を書いていますので、参考になれば幸いです(^^)/

 

 

海外インターンシップ/インターンマネージャーとは

海外インターンシップはその名の通り海外でのインターンシップです。インターンシップは職業体験なので、現地ローカルスタッフと一緒に仕事をしていくこととなります。

私の場合特に何か手続きや面接などしたわけではなく、単純に語学学校の日本人オーナーとコンタクトしました。私は元々この語学学校で留学していたので、オーナーも私のことを知っていたためある程度の信頼はあったかと思います。

インターンマネージャーとはこの語学学校ではインターンシップと同義となり、半分学生で半分スタッフというような位置付けです。インターンマネージャーの上司としてマネージャーがいますが私の学校は元々韓国資本の学校だったので韓国人、日本人マネージャー両方在籍していました。(途中日本人マネージャーが退職したので現地日本人スタッフは私のみになりましたw)

仕事内容

ここでの仕事内容は主に日本人留学生のサポート業務です。空港ピックアップやオリエンテーション、学校運営などです。難易度は低いですし、」必ずしも英語が流暢である必要はないので比較的英語初心者でも就くことができます。

一日の内半日は仕事をして、もう半日は4時間分のマンツーマンレッスンを受けていました。その後は自由時間。

なぜ留学費用ほぼゼロ円なのか

期間やカリキュラム、部屋のグレードなどによって費用はバラバラですが 、通常であれば留学は高額な費用が必要です。

なぜほぼゼロ円なのかというと、半日働いているからです。そしてピックアップ業務がある土日は土日でも空港まで学生を迎えに行くなど、労働の対価として授業を無料で受けさせて頂くということです。更に授業料だけではなく、寮費、食費、電気代、水道代などの生活費も無料になります。

よって半日仕事をして、たまにある土日出勤をすればいくらでもインターンマネージャーとして毎日4時間のマンツーマンを受けながらほぼ無料で生活することができるということです。

但し完全無料ではなく、必要となる費用も以下の通りあります。

かかる費用

航空券、海外保険、初期ビザ取得のための費用、通信費、教材費(+超過し過ぎた電気代)

航空券を安く抑えることができればトータルの費用を下げることができます。

海外保険はネットで格安の物で十分だと思います。(滞在期間によって保険料が変わります)

通信費はSimフリーであれば多く見積もっても月2,000円ほどで考えておけば良いと思います。

超過し過ぎた電気代は、以前の記事にも書いたようにフィリピンは物価に対して電気代が非常に高い国の一つです。なので電気代だけは超過した分の請求をされることがフィリピン留学ではよくあります。

エアコンを1日中つけっぱなしにしていると数千円の請求を受けることになりますので、電気やエアコンはこまめに消すなど工夫をしましょう。

教材費は最初に2,000円くらいをイメージしてもらえれば十分だと思います。

授業について

授業は毎日4時間マンツーマンレッスンを受講することができます。通常のカリキュラムだけではなくTOEIC、IELTS、Businessなどカリキュラムを自分の好きなようにアレンジできたり最初から自分がリクエストした先生を選んだりすることができます。

メリット

ほぼゼロ円で留学をすることができるということ

自由時間を作ることも可能です。

仕事に悩まされることも少ない

ローカルスタッフ英語で一緒に仕事をしていく

 

というように、仕事自体の難易度も高くないので仕事に悩まされることも少なく、どちらかというと英語学習中心の生活を過ごすことができます。「英語を伸ばしながら少し英語を使った仕事をしたい。でも費用はできるだけ抑えたい。」そんな人にピッタリな英語学習手段の一つだと思います。

デメリット

半日は仕事をしなければならない

通常の学生さんと比較して半分ほどの授業しか受けれないということ

土日に空港ピックアップなどの業務をしなければならない

 

というように代休はないし、早朝や深夜便なども対応しなければならないので土日に休めない場合もあります。更に給料は基本ほぼ無いので貯金を切り崩しながらの生活になります。(そもそも物価が安く、生活コストがかからないのでほとんど無視できる範囲のデメリットですが)

まとめ

超オススメします。少々のデメリットもありますが、それを補うメリットの方が非常に大きいです。フィリピン留学だとしても数十万円から100万円以上という高額出費となるので金銭的にはかなりのメリットではないでしょうか。長期で滞在すればする程コストパフォーマンスが上がりますので少なくとも半年ほど留学することをオススメします。但し下記に該当する方にはあまりオススメできませんので、該当しない人には超オススメと、認識頂ければと思います。

 

オススメできない人

残念ながらオススメできない人もいます。下記に該当する人はオンライン英会話やフィリピン留学を学生として留学するか、もしくは欧米などの留学や海外就職を目指してワンステップ上のレベルに進むことをオススメします。

全く英語ができない人

あくまで現地日本人スタッフとして勤務するということになりますので、英語通訳も状況に応じて必要となります。先生やスタッフの意思が学生さんに伝えられない。またはその学生さんの意思を先生、スタッフに伝えられないと自分の存在意義であったり、学生さんからのクレームにも繋がりかねません。よってあまりにも英語ができなさすぎる人にはまずオンライン英会話やフィリピン留学で英語の基盤を構築することをまずはオススメします。

学生さんと同じように遊んでしまい、仕事も勉強も真面目にやれない人

学生さんと同じ年代のインターンマネージャーによくあるパターンです。インターンマネージャーは一般の学生さんの手本になるよう心がける必要がありますが学生さんと同じように遊び尽くしてしまったり、仕事も勉強もどちらも中途半端に終わってしまう人をたまに見かけます。「何故来たのか、何のために来たのか」もう一度考えて行動するようにしましょう。もちろん学生さんと仲良くなることは良いことですし、遊びも全力でするべきですがメリハリが大事なので。

英語上級者

最後に英語上級者にもあまりオススメできません。何故なら上級者を更に上のレベルに引き上げる可能性はあまり高くないと考えるからです。もちろんTOEICやIELTSの得点を上げるために特化したカリキュラムを組んで目標点を決め、勉強するというならオススメできますが、単純に英会話や基礎会話を伸ばしたいのであれば欧米留学であったり海外就職を目指しましょう。

 

以上参考になれば嬉しいです^_^

 

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ワーホリオススメできる人/できない人とその理由

~海外在住経験発信~

【オーストラリア/シドニー留学編】

 

本ブログでは自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリなど海外にまつわる情報を発信しています。少しでも参考になれば幸いです(^^)

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表題の通り私は個人的意見としてワーホリに関してはオススメできる人とできない人がいます。その理由について以下の通り解説していきます。

(*あくまで個人的意見として予めご理解下さい)

オススメできる人

オススメできる人について以下の通りまとめてみました。大きく3項目あります。

学生のうちに経験を積みたい人

学んでいる途中である学生さんは自己投資としてオススメできます。大体の学生さんが20代前半までの世代に該当すると思いますが、若いうちに海外で見聞を広めることは今後の人生に大きく関わる可能性大だと思います。

思いっきり遊ぶことも学びの一つだと思うので人によっては留年してでも行く価値があるかもしれません。

今後のキャリア形成にリスクを取れる人

社会人は一度退職すると一生履歴書や職務経歴書に退職履歴がついて周ります。また転職後に年収がUPする可能性が必ずあるとも限りません。収入以外にもワークライフバランスなどの職場環境であったり、現職に不満があっても次の職場が現職より良いとも限らないわけです。

なので、ワーホリから帰国後の就職先で自分が納得のいく仕事に就けるであろうと自信があるのであれば、それはリスクを許容できていると判断できるかと思います。

特に何か特別なスキルのある仕事をされている方(専門職と呼ばれる仕事)はワーホリから帰国後も新しい仕事を獲得できる可能性が大いにあるのでリスク低い方だと思います。

得意とする業種、職種により変わりますので確認しましょう。

英語中上級者の人

中上級者の人は良い職場(高時給/英語環境など)に就ける可能性が高く、英語を更に伸ばすことができると思います。またローカルが経営しているお店などで働くことで外国人の友達ができたりなどメリットが沢山あります。

基本的にジャパニーズレストラン(略してジャパレス)などの仕事は見つけやすいのですが語学力不問で時給が低いので中上級者は好条件の仕事を探しましょう。

オススメできない人

残念ながらオススメできない人もいます。理由は以下の通り大きく2つあります。

該当する人はもう一度ワーホリ自体を考えてみる必要があると思います。

社会人でキャリア形成にリスクを取れない人

上記オススメできる人の理由「今後のキャリア形成にリスクを取れる人」とは逆のパターンに当てはある人にはオススメできません。何故なら自分のリスク許容度を超えてまでワーホリをすることは危険だと考えるからです。社会人がワーホリをするためにはほとんどの人が現職を退職しなければ行く事ができません。ということは帰国後に就職を考えている人は就職活動を再度しなければならないということです。その際に現職より好条件だったり同様の条件の職場環境を得る事ができるとは限りません。この辺りをよく考える事が必要だと思います。

英語初心者の人

残念ながら英語初心者の人はワーホリに行ってもジャパレス(ジャパニーズレストラン)やファームジョブなどをする人がほとんどになると思います。 ジャパレスによっては外国人と働ける環境もありますが、時給はローカルが経営する飲食店より低い傾向です。

英語が中級程度使いこなす事ができなければ恐らくローカル経営の飲食店などで雇ってもらうことは難しいと思います。

 

為替、賃金によるワーホリ自体をオススメしにくい理由

ここからはワーホリ自体のイマイチだと思う点をいくつか挙げていきます。

 

入国直後は為替有利。だけど帰国後はその逆

オーストラリアドルは安いです。私のワーホリ当時で1オーストラリアドル/85円でした。よく”ドル”と聞くとUSドルイメージになりやすく、USドルだと「大体1ドルが100円くらいかな」と思っている人がいるので注意が必要です。

円高に振っているので入国時に円を持って行くと為替有利となりお得感が出ます。

しかし、ワーホリで頑張って稼いだお金を円に換金するとびっくりすると思います。

2020/4/17現在 1オーストラリアドル/68.571... 1万ドル稼いでも68万5千円にしかならない。だったら実家暮らしで日本の飲食店でバイトした方がコスパが高いです。

物価が高い

よく耳にすることかもしれませんが、本当に物価が高いです。小腹が空いて駅の売店でお菓子を買おうと思った時に一つで$5だったので買うことを諦めましたw

物価が高いと生活しているだけでお金が減るスピードが早いので支出に関して常に気を付けなければなりません。

年収が減る(もちろんボーナスなし、保証なし)

上記でも述べた通り、社会人がワーホリに行くにはほとんどの人が退職する必要があります。ワーホリでガッツリ稼いでくる人も中にはいますが、普通に日本で正社員で働いた方が年収は高い場合がほとんどです。月収で考えると場合によってはワーホリの方が収入が高い場合もありますが、ワーホリではボーナスが無かったり、そもそも時給換算なので働かなければお金をもらえません。もちろん有給や社会保険もありません。

質の高い仕事が少ない

飲食店やファーム、工場などの単純作業の仕事がほとんどなので仕事自体の質ややりがいという点では満足いくことは難しいと思います。(要するにアルバイトの仕事内容)

仕事の質ではなく、英語に重点を置き、プラスアルファでお金がもらえる。と考えている人には関係のないことなのかもしれませんが。

帰国後に転職活動で有利に働きにくい

残念ながら日本ではワーホリの経験は就職活動、転職活動でプラスになりにくいです。

企業からすると「海外で遊んでたんだろう」というイメージを持たれてしまいがちのようです。またワーホリ経験者は年々増えており特に珍しい経験ではなくなってきているためだと思います。私自身もワーホリ経験だけだと今の仕事に就けていなかったと思います。

もちろん例外の人もいる

もちろん上記オススメできない人、ワーホリ自体をオススメできない中にも挑戦して自ら行動をしてワーホリを有益なものにしていく人もいます。私の友人でもワーホリにも関わらず営業の仕事をしています。(もちろん英語で)なかなかハートが強くないとできないことですが、これくらい飛び抜けないと帰国後の転職活動時などにワーホリ経験を有利に働かせることができません。(但し完全出来高なのでリスクが高い仕事です)

 

まとめ

まとめさせて頂くと、「ワーホリに行けば英語が話せるようになる」は勘違いであり、

まず自分の英語のレベルや状況を確認し、どう行動するのか道筋を立てましょう。

また自分のリスク許容範囲を知り、ワーホリより日本で働いた方が稼げるということを理解する。そして残念ながら世間的(日本では)にはワーホリは特別な経験ではないということ、就職活動で有利になりにくいということなどを知った上でワーホリを検討するのか否か考える事が必要だと私は思います。

それでも行きたい人は行くべき!!

海外に長期滞在が目的だから理屈や理由はどうでもいいし、未来のことも考えたくない。という人はワーホリを利用するということは手段としてアリだと思います。

とにかく行動を起こすという点においてある意味正解なのかもしれません。

色々とネガティブ発言をしてきましたが結局、人生一度きりなので思いっきり楽しむのも、倹約、保守的に生きていくのも人それぞれです。最終的には個人の判断なので悔いのないように楽しく過ごす事ができればそれが正しいとも思います。 

 

共感して頂ける方、反対意見の方それぞれいるかと思いますが、あくまで私個人的な意見として記事にさせて頂きました。「ここが違う」とか、「こんなのもあります」とか指摘、意見、質問なども頂ければ幸いです^_^

 

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【負の落とし穴】ファームジョブは地獄!?いストロベリーファームに気をつけたい理由

~海外在住経験発信~

【オーストラリア/シドニー留学編】

 

ワタクシの記事では自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリなど海外にまつわる情報を発信しています。

 

今回の記事ではオーストラリアワーキングホリデーのファームジョブ について書いていこうと思います。この記事を読んで頂き少しでも被害者の方が減ることを願うばかりです。(少々ネガティブな記事です)

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 ↑早朝の景色↑

 

ファームジョブで働いた経緯

ワタクシは2016年12月から1ヶ月間シドニーで留学/ホームステイをしており、その後の予定が決まらないまま年末を迎えてしまいました。シドニーは観光地であり、年末になると宿の空きがなく住む場所を確保することができませんでした。(予算や日本人と住むことが嫌だったので物件が限られた)

当時連絡を取り合っていたセブ島の日本人の友人が数ヶ月前からオーストラリアのワーホリ生活を初めており、相談やアドバイスをしていました。その友人がアデレードという街の外れにあるストロベリーファームで働いていて宿も仕事も紹介してくれるというので、当時の自分は「とにかく住む場所と仕事を確定させなければ」と血迷っておりここに引越し+働くことにしました。

 

聞かされてた好条件

友人に聞いたイチゴ畑の待遇は「出来高で給料が決まるということ。」「外国人達と働くので英語を必然的に話さなければいけない環境に身を置くことができるということ。」お金を稼ぎつつ英語を使えるという願ってもない好条件でした。しかも田舎ということで家賃もシドニーと比べると割安でした。

更にこの畑で実働88日間働けばセカンドビザ発行手続き可能になるとのことです。

これらの話を聞いた時、完全にワーホリの勝ち組だと感じました。、、、しかし。。

 

実態

このファームではローカルのオーナーが韓国人を数名雇い、マネジメントさせて、ワーホリ労働者を集めてイチゴ畑で働かせています。なので我々の直上司は韓国人です。よって集まった労働者も韓国人をはじめとしたアジア人が大半です。

ここは本当にオーストラリアか?と思う時も多々ありました。。

という具合に実際にそんなおいしい話ではありませんでした。

以下1から3に分けて説明していきます。

 

1:肉体的に非常にきつい

ワタクシは長年サッカーをやり、ジムにも通っているので基本的に一般の人より体力はある方だと自負していました。でもこの仕事は足場の悪い状況で低姿勢でイチゴを収穫する作業であり足腰への負担が相当のものでした。とても88日続けられる仕事ではないと早々に判断しました。

2:アレルギー

勤務初日でアレルギー反応が発症しました。イチゴは大好物なので恐らくイチゴそのものではなく、イチゴ畑で使われている農薬に対して身体が反応したのだと思われます。くしゃみ、鼻水、目の痒みが止まりませんでした。

3:思ったより稼げない

50cmx30cm程のかごにイチゴを2段ぎっしり埋まるまで収穫して、その一つのかご=2ドル、、5かご作るのに約1時間強かかるのを考えると時給10ドル以下。為替では当時1オーストラリアドル=85円程だったのでかなりの低所得でした。稼げているのはベテランのマレーシア人(英語苦手)だけでした。本当かは分かりませんが年収10,000オーストラリアドル程稼ぐとのこと。確かに収穫スピードは早かったけど、、、

まともに英語を話す人がいない

せめて英語だけでも話すことができれば!そう思っていましたが残念ながらそれも虚しく上級者はおろか中級者も1か2人程でした。マレーシア人に期待はしたものの恐らく英語教育を受けてきていない人たちであり、ほとんどコミュニケーションが取れませんでした。

おいしい話はない

色々な期待を持ってシドニーからアデレードまできましたが残念ながらこのような実態でした。早期に辞めることを決断し、元々留学していたCDU ESL Centerでインターンシップを募集しているという情報を得たので直ぐに連絡し働かせてもらえることとなりました。今思えばネットなどでいくらでも調べることができる時代にそれをせずに友人の言うことだけを信用してしまったという自分にも責任があると感じました。

おいしい話はないということを実感した体験でもありいい勉強になりました。もちろんここで働いたお金は少なかったですがしっかりと受給し、フィリピンへの渡航代として活用しました。

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 ↑イチゴ畑の風景↑

その他の被害者

インターンシップを開始した初期段階で入学された方が「セブの後オーストラリアにワーホリに行く」ということで仲良くなった方がいらっしゃいます。数ヶ月後その方からSNSで連絡があり、「イチゴ畑で働いているのですが悪条件のため辞めたい」など相談を受けました。話を聞いているとワタクシが働いていたイチゴ畑でしたw

色々と話をして、最終的にワタクシがインターンをしていた語学学校のマネージャーとして就職してもらうことになりました。

 

解決策

ワタクシたちと同じような失敗をしないよう解決策を以下のように考えました。

1:調べれる情報は調べ尽くす。

情報弱者は搾取される時代であり日本でも海外でも同じです。なのでしっかり納得いくまで知識武装しておくことが大切です。

2:海外で出会う日本人にも注意しよう

海外では同じ国の人だからといって安心、安全であると無意識のうちに思ってしまいがちですが、海外にいる日本人にも悪い人がいるし、当たり前のことですがあまり知らない人を信用しないということを肝に銘じておくことは大切です。

3:目的を明確化する

お金を稼ぐためなのか、英語を使うためなのか、セカンドビザのためなのか目的を明確にしましょう。ワタクシが働いたいちご畑では恐らくセカンドビザのために働いている人が多かったと思います。(もっと良い条件でもセカンドビザを取ることはできるのですが)お金を稼ぐためだけならもっと過酷肉体労働のファームや工場もあるし、英語を伸ばしたいのであればローカルのバーやレストランなど、全てを兼ね備えた労働環境を探すことは困難であるということも理解した上でワーキングホリデーに臨みましょう。

 

まとめ

ワーキングホリデーは憧れる人が多く、楽しく働きながら英語を学べる環境であると多くの人が考えいていると思いますが、実際にはそのような環境に身を置けている日本人は非常に少なく、多くの人は満足のいく経験や結果を得ることができず帰国していきます。上記でも触れましたが後悔しないためにも情報収集は非常に大事なので、常にアップデートしていきましょう!これからオーストラリアにワーホリに行きたいと考えている人のためになれば嬉しいです!

 

see you next time→→✈︎

【運任せ】ホームステイの充実度はホストファミリー次第!!

~海外在住経験発信~

【オーストラリア/シドニー留学編】

 

ワタクシの記事では自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリなど海外にまつわる情報を発信しています。

 

前回の記事ではシドニーの語学学校で1ヶ月留学したことについて書きました。

実はその1ヶ月間の間にホームステイもしていました。これについてもお伝えしたいと思います。

 ワタクシの場合は特殊で、2家庭でホームステイを経験をしました。家庭によってウエィルカム感や対応など全くことなるので、これらを比較し表題の「ホームステイの充実度はホストファミリー次第」に結論づけたいと思います。

 

まず「ホームステイ」とは

「留学生などが、その国の一般家庭と寄宿し生活体験をすること。またはその制度。

受け入れる家庭のことをホスト、その家族のことをホストファミリーという。」

by Wikipedia

この文だけを読むと「現地の生活に触れることが出来そうで楽しそう」、「ホストファミリーとの交流や一緒に外出など楽しみ」といったイメージが湧いてくるかもしれません。しかし実際は必ずしもそうであるとは限りません。

ワタクシは1ヶ月という短い期間に2つのホストにお世話になりました。その2つの家族の受け入れ方は全く異なるものでした。更に同じ友人、知人などから得た彼らの経験などからもホストによって「ウェルカム感」や「温度差」というのが差が明確になりました。ホストによっては完全にビジネスと捉えているホストもいるようです。

ワタクシ体験談など踏まえて、これらについて解説していきます。

 

 

最初のホストファミリー

ワタクシの最初のホストファミリーはチリからの移民の老夫婦でした。移民して長いのか英語はネイティブでした。おじいさんは介護が必要でおばあさんが介護をしていました。このおじいさんこわもてだけどたまに話しかけてくれました。でもほとんど何喋ってるのか分かりませんでしたw

老夫婦ということもありあまり交流はなく、初日に駅とバス停を教えてもらってからは特に何も補助や交流はありませんでした。(そもそも活発的ではなかった)

対応

活発的ではない世代であり、話題もあまりなかったので会話がはずんだりすることもあまりありませんでした。塩対応という訳ではないけれど、特段温かみを感じることもなかったw

立地

閑静な住宅街でしたが、学校(ダウンタウン)からかなり離れており、乗り継ぎが上手くできないと1時間半くらいかけて通学していました。しかも交通費がめちゃ高い。。立地はダウンタウンの近くかビーチよりの方がアクセスが良いと思います。

 

突然の引っ越し

まさかの引っ越しをさせられました。(笑)

このホストファミリーには娘さんやお孫さんがいらっしゃるのですが、そちらの家に残りの1週間お世話になることになりました。(なんでやねん。契約違反やろ。と思いましたw)

学校から帰宅し、あと1時間後に出れるか?というくらいの急な要望で、元々その場所に強い愛着もなかったのですぐ荷支度を済ませました。

2つ目のホストファミリー

こちらは40代の夫婦で旦那さんはチリからの移民、奥さんが最初のホストファミリーの娘さんでした。最初のホストファミリーよりかなりウェルカム感がありました。

特にお父さんはとても優しく、しかもサッカーが好きなので話がよく合いました。また息子さん二人も幼いですが、長男坊がサッカー少年だったのでこの少年とも上手くコミュニケーションをとれました。

対応

優しいお父さんがなかなか活発的で色々世話をしてくれました。サッカーの試合を観戦しに行ったりバーベキューや海にも連れて行ってくれました。かなりワークライフバランスも重視した働き方をしている人だと想像できました。

立地

ビーチは近くはなかったですがダウンタウンまでは比較的近く、最初のホームステイ先より立地は良かったです。

アクセスの利便さは交通費に直結するのでとても助かりました。

結論

いかがでしょうか。上記の通りかなり対応が異なります。ホームステイを終える頃、2つ目のホストファミリーに丸一ヵ月滞在していたかったと強く感じました。

1つ目のホストファミリーが悪いわけではないのですが、残念ながら年齢や趣味、立地などの理由からこのように感じる場合もあります。

留学生側から事前に「このホストファミリーがいい」など希望をすることは不可能なので完全に運次第ということになります。ワタクシの周りの友人でも和気あいあいと毎日一緒にご飯を食べているホストファミリーもあれば、完全にビジネスとしてとらえているホストいるという現実です。

 

普段は環境のせいや他人のせいにはしないようにしているのですが、これらは変えようのない事柄、事実なので書かせて頂きました。もし現在ビジネスホストファミリーに該当するホストにホームステイしている方がいるならそれはあなたのせいではなく、「そういうもの」と割り切って下さい。そしてただ運が悪かっただけであり他には素晴らしいホストファミリーもいるということを知って下さい。

 

せっかくの海外留学、ホームステイを全力で楽しんでいきましょう(^^)/

 

see you next time→→✈