初心者えいご/海外 ブログ

これから海外に挑戦したい!という人の応援ブログ

ワーホリオススメできる人/できない人とその理由

~海外在住経験発信~

【オーストラリア/シドニー留学編】

 

本ブログでは自身の経験(成功/失敗)から情報共有により、失敗しないための留学やワーホリなど海外にまつわる情報を発信しています。少しでも参考になれば幸いです(^^)

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表題の通り私は個人的意見としてワーホリに関してはオススメできる人とできない人がいます。その理由について以下の通り解説していきます。

(*あくまで個人的意見として予めご理解下さい)

オススメできる人

オススメできる人について以下の通りまとめてみました。大きく3項目あります。

学生のうちに経験を積みたい人

学んでいる途中である学生さんは自己投資としてオススメできます。大体の学生さんが20代前半までの世代に該当すると思いますが、若いうちに海外で見聞を広めることは今後の人生に大きく関わる可能性大だと思います。

思いっきり遊ぶことも学びの一つだと思うので人によっては留年してでも行く価値があるかもしれません。

今後のキャリア形成にリスクを取れる人

社会人は一度退職すると一生履歴書や職務経歴書に退職履歴がついて周ります。また転職後に年収がUPする可能性が必ずあるとも限りません。収入以外にもワークライフバランスなどの職場環境であったり、現職に不満があっても次の職場が現職より良いとも限らないわけです。

なので、ワーホリから帰国後の就職先で自分が納得のいく仕事に就けるであろうと自信があるのであれば、それはリスクを許容できていると判断できるかと思います。

特に何か特別なスキルのある仕事をされている方(専門職と呼ばれる仕事)はワーホリから帰国後も新しい仕事を獲得できる可能性が大いにあるのでリスク低い方だと思います。

得意とする業種、職種により変わりますので確認しましょう。

英語中上級者の人

中上級者の人は良い職場(高時給/英語環境など)に就ける可能性が高く、英語を更に伸ばすことができると思います。またローカルが経営しているお店などで働くことで外国人の友達ができたりなどメリットが沢山あります。

基本的にジャパニーズレストラン(略してジャパレス)などの仕事は見つけやすいのですが語学力不問で時給が低いので中上級者は好条件の仕事を探しましょう。

オススメできない人

残念ながらオススメできない人もいます。理由は以下の通り大きく2つあります。

該当する人はもう一度ワーホリ自体を考えてみる必要があると思います。

社会人でキャリア形成にリスクを取れない人

上記オススメできる人の理由「今後のキャリア形成にリスクを取れる人」とは逆のパターンに当てはある人にはオススメできません。何故なら自分のリスク許容度を超えてまでワーホリをすることは危険だと考えるからです。社会人がワーホリをするためにはほとんどの人が現職を退職しなければ行く事ができません。ということは帰国後に就職を考えている人は就職活動を再度しなければならないということです。その際に現職より好条件だったり同様の条件の職場環境を得る事ができるとは限りません。この辺りをよく考える事が必要だと思います。

英語初心者の人

残念ながら英語初心者の人はワーホリに行ってもジャパレス(ジャパニーズレストラン)やファームジョブなどをする人がほとんどになると思います。 ジャパレスによっては外国人と働ける環境もありますが、時給はローカルが経営する飲食店より低い傾向です。

英語が中級程度使いこなす事ができなければ恐らくローカル経営の飲食店などで雇ってもらうことは難しいと思います。

 

為替、賃金によるワーホリ自体をオススメしにくい理由

ここからはワーホリ自体のイマイチだと思う点をいくつか挙げていきます。

 

入国直後は為替有利。だけど帰国後はその逆

オーストラリアドルは安いです。私のワーホリ当時で1オーストラリアドル/85円でした。よく”ドル”と聞くとUSドルイメージになりやすく、USドルだと「大体1ドルが100円くらいかな」と思っている人がいるので注意が必要です。

円高に振っているので入国時に円を持って行くと為替有利となりお得感が出ます。

しかし、ワーホリで頑張って稼いだお金を円に換金するとびっくりすると思います。

2020/4/17現在 1オーストラリアドル/68.571... 1万ドル稼いでも68万5千円にしかならない。だったら実家暮らしで日本の飲食店でバイトした方がコスパが高いです。

物価が高い

よく耳にすることかもしれませんが、本当に物価が高いです。小腹が空いて駅の売店でお菓子を買おうと思った時に一つで$5だったので買うことを諦めましたw

物価が高いと生活しているだけでお金が減るスピードが早いので支出に関して常に気を付けなければなりません。

年収が減る(もちろんボーナスなし、保証なし)

上記でも述べた通り、社会人がワーホリに行くにはほとんどの人が退職する必要があります。ワーホリでガッツリ稼いでくる人も中にはいますが、普通に日本で正社員で働いた方が年収は高い場合がほとんどです。月収で考えると場合によってはワーホリの方が収入が高い場合もありますが、ワーホリではボーナスが無かったり、そもそも時給換算なので働かなければお金をもらえません。もちろん有給や社会保険もありません。

質の高い仕事が少ない

飲食店やファーム、工場などの単純作業の仕事がほとんどなので仕事自体の質ややりがいという点では満足いくことは難しいと思います。(要するにアルバイトの仕事内容)

仕事の質ではなく、英語に重点を置き、プラスアルファでお金がもらえる。と考えている人には関係のないことなのかもしれませんが。

帰国後に転職活動で有利に働きにくい

残念ながら日本ではワーホリの経験は就職活動、転職活動でプラスになりにくいです。

企業からすると「海外で遊んでたんだろう」というイメージを持たれてしまいがちのようです。またワーホリ経験者は年々増えており特に珍しい経験ではなくなってきているためだと思います。私自身もワーホリ経験だけだと今の仕事に就けていなかったと思います。

もちろん例外の人もいる

もちろん上記オススメできない人、ワーホリ自体をオススメできない中にも挑戦して自ら行動をしてワーホリを有益なものにしていく人もいます。私の友人でもワーホリにも関わらず営業の仕事をしています。(もちろん英語で)なかなかハートが強くないとできないことですが、これくらい飛び抜けないと帰国後の転職活動時などにワーホリ経験を有利に働かせることができません。(但し完全出来高なのでリスクが高い仕事です)

 

まとめ

まとめさせて頂くと、「ワーホリに行けば英語が話せるようになる」は勘違いであり、

まず自分の英語のレベルや状況を確認し、どう行動するのか道筋を立てましょう。

また自分のリスク許容範囲を知り、ワーホリより日本で働いた方が稼げるということを理解する。そして残念ながら世間的(日本では)にはワーホリは特別な経験ではないということ、就職活動で有利になりにくいということなどを知った上でワーホリを検討するのか否か考える事が必要だと私は思います。

それでも行きたい人は行くべき!!

海外に長期滞在が目的だから理屈や理由はどうでもいいし、未来のことも考えたくない。という人はワーホリを利用するということは手段としてアリだと思います。

とにかく行動を起こすという点においてある意味正解なのかもしれません。

色々とネガティブ発言をしてきましたが結局、人生一度きりなので思いっきり楽しむのも、倹約、保守的に生きていくのも人それぞれです。最終的には個人の判断なので悔いのないように楽しく過ごす事ができればそれが正しいとも思います。 

 

共感して頂ける方、反対意見の方それぞれいるかと思いますが、あくまで私個人的な意見として記事にさせて頂きました。「ここが違う」とか、「こんなのもあります」とか指摘、意見、質問なども頂ければ幸いです^_^

 

see you next time→→✈︎